
知っておきたい新築祝いの相場
2021/02/13
# 風習・文化
友人や職場の上司・同僚が家を新築することになった時あなたは何をしますか?何か贈り物をしようと考えたとき、どんなものがいいか?とても悩みますよね。今回は贈る側、貰う側それぞれの立場に置き換えてどんなものが好まれるかを考えてみましょう。
新築祝いの相場
まずはじめに、相場というものはあくまでも平均値ですからお世話になった方への環境の違いがあることを踏まえ、必ずしもこうであるべきとは考えないことが大切です。
一般的な例としては
友人へ送る場合 5000~10000円程度
親戚や兄弟 10000~30000円程度
会社として 100000~300000円程度
親族と友人などの違い
新築祝いではお金を包む場合とプレゼントを贈る場合に分かれることがあると思います。お金を包む場合はプレゼントを選ぶ等悩む必要がなく楽だという方もいるのではないでしょうか?
プレゼントと違い使わずに押し入れにしまってしまうような事はおこりませんが渡すほうとしては少し躊躇されるかたも多いため、基本的には親族などの近い方へはお金を包むことが多く友人や上司等にはプレゼントを贈ることが多くなっているようです。
友人や上司などの場合は複数人からまとめてという意見も多いです。
新築祝いのタイミング
日本ではお祝いをする場合その記念日の前に行うことが一般的ですここで注意しておく必要があるのは 新築祝いの場合は完成してから少し時間をおいてから贈る という事です。
引っ越し当初は荷物の整理などがすんでおらず段ボールに囲まれた状況です。そんな中プレゼントやお祝いをもらっても落ち着かず、せっかくの好意も半減してしまう可能性があるからです。
タイミングとしては1か月~2か月ほどたった頃がお勧めですが新築お披露目会などがあった場合はその際てぶらでいかれるよりはそのタイミングでわたされるのが良いと思います。
相場の特例
上記で記したように一般的な相場はありますが 特にお世話になった方や自分が御祝時にもらった内容が相場より高かった場合など、関係をしっかりと把握しお返しの際はそれと同様以上のものを贈ることが相手にとって失礼にならない条件です。
友人であっても100000円以上のものを贈ることもあるでしょうし、会社などの場合は個人と違い会社を代表して贈ることになりますので少し背伸びをするぐらいで対応していることも多いです。
まとめ
新築祝いは一生に何度もあるお祝いではありません。これから新しい生活をスタートするにあたってお互いが良い関係を続けれるように御祝する側される側双方が感謝できるタイミングや内容にしていくことが大切なのではないでしょうか?
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# 風習・文化
宝石のような東山円筒分水槽
円筒分水槽と聞いて知っている方はとても少ないのではないでしょうか?
農作地「主に田んぼ」に必要な水源を各地域に平等に分配するために作られたとても理にかなったしくみです。今回は富山県にある東山円筒分水槽についてご紹介します。
まだ観光化していない魅力
富山県魚津市東山地区にある「東山円筒分水槽」はよくある観光地にあるような史跡と違い、農業のために必要だった本来のあるべき姿がそのままに飾らず残っています。
しばらく田んぼや畑が続く田舎の川沿いの道を進んでいくと突然あらわれます。
下から見たときは何かあるなーという程度でその美しさはわかりませんが、施設の上部からの景色は絶景で今まで感じたことのない景色を見ることができます。
円筒水槽のしくみ
水位が高く、水が多かった貝田新地内にある水源を方貝川の底にトンネルを作り、水不足の反対側の東山地区に移動させるために円筒分水槽がつくられました。
東山地区は方貝川より高く、通常では水が上がってこないのですがサイフォンの効果を利用して東山に円筒分水槽を設置することによって実現しています。
東山地区に届いた水は三つの用水に分けられ天神野用水・東山用水・青柳用水につながっていきます。この水によってこれまでの水不足が解消され、農地に多大な潤いをもたらすことになったことは歴史背景を考えてもとても素晴らしい効果があったと感じられます。そして施工後50年たった今もでも何ら支障なく安定した用水に貢献しているということにもこの水槽の役割と価値について考えさせられました。
日本一美しい円筒水槽
この場所を訪れてまず感じるのはその水の美しさです。この美しい水で育った稲や作物はとてもおいしいに違いないと感じました。施設へは東山用水・青柳用水側の田んぼのあぜ道を少し入っていくと丸く大きな筒から水が湧き出ているようなイメージで溢れとても引き付けられます。そして施設の上部にあがることができるようになっているのですが、その場所からの景色は言葉に現れないような美しさです。
どこが計算しつくされた建築物のような配置、そして水の流れ、ずっと見ていたくなるような美しい風景でした。丸い宝石から水があふれ出ているようでした。
まとめ
本来ただの農業施設である円筒分水槽ですが東山円筒分水槽は他の円筒水槽とは比べ物にならない美しさがありました。それは形状的に円筒水槽が高い位置に設計されていることもこの美しさにつながっているように感じます。近年、史跡として注目を浴びるようになっていますが、富山県魚津によった際は是非一度訪れてみる価値がある必見の穴場です!!
東山円筒分水槽 場所 富山県魚津市東山 https://goo.gl/maps/zDwdnbK2sVdeNZrN9
2020-09-22